色とファッション

 色は我々に様々なイメージを想起させます。また、配色そのものから受けるイメージもあります。パーソナルカラー・コーディネートは、人間の肌色を調和配色に取り込んだ考え方ですが、同時にそれは配色される調和色のイメージを個人が纏うということにもなります。ファッションの世界において、流行色は常に変化しており、毎年新しい色が提案されています。また業界側からではなく、音楽・映画などの文化や社会背景から流行色が生み出される場合もあります。このような歴史上の流行色は、同時期に流行したファッションスタイルと結びついてイメージされることが多いようです。ファッションアイテムである衣服は、素材とデザインと色彩によって構成されますが、特にデザインと色彩は、我々の潜在的な共通認識を誘発し、「男らしさ」「女らしさ」「新しさ」「懐かしさ」などのイメージを想起させる重要な要素です。

ファッショントレンドの概念図

irouseの解説キャラクターイラスト
三つの要素がランダムに組み合わさることで、新しいファッションスタイルは無限に生み出されます。また同時に、素材・色彩・デザインも、技術的向上にともなって、常に進化し、増殖していきます。


色の違いに伴うイメージの変化 exメンズコート

モノトーンファッションにコートを羽織った男性のイラスト


軽快で、
活発な感じ

大人びた、
落ち着いた感じ

粋で、
刺激的な感じ

穏やかで、
中性的な感じ
irouseの解説キャラクターイラスト
上のコートが、コートにとって一般的でない素材で作られている場合、「伝統的」なデザインであり「基本的」なアイテムあっても、「斬新」な物として受け入れられます。ファッションの世界では、「色」は常に「素材」「デザイン」と結びついて、新しい流行を生み出す重要な役割を担っています


色とスタイルが結びついて成立している概念「ファッション・イメージ」について紹介します。下のテキストリンクよりご覧下さい。
ファッション・イメージ
スタイリングとイメージカラー

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参考文献
「カラーコーディネーター入門/色彩 改訂版」日本色研事業部
「ファッション・スタイルプランニング」本山光子/ファッション教育社
「ファッションイメージ小辞典」遠藤雅弘/三一書房

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