 |
1970年代 |
1970年代は、石油ショック以降の世界経済の低迷で、不況が継続した時代でした。工業の発展に伴う60年代以降の公害問題が深刻な社会問題として表出した時期でもありました。
ファッションでは自然志向が強まり、エスニック・フォークロアファッションが台頭しました。シルエットを無視したスタイル傾向が強まり、ケンゾーや三宅一生ら日本人デザイナーへの評価が高まりました。また、単品のアイテム同士の新しいコーディネート方法「クロス・オーバー」が登場しました。
色彩の世界でも自然志向の高まりを背景にナチュラルカラー/アースカラーの人気が上昇しました。サバイバルファッションの登場でカーキ色も注目を集めました。また、都市化による季節感の消滅などで、季節を無視した「サマー・ダーク・カラー」が登場し、Tシャツなどを中心に大流行しました。
|
 |
主な流行色
|
・ ナチュラルカラー
・ アースカラー
・ カーキ/オリーブ
|
|
自然回帰・土着文化への憧れの思想が、ナチュラルな色の流行に表れています。シンプルで、エコロジカルなものに対する評価が高まった時代でした。
その他の年代の流行色は、下のテキストリンクよりご覧下さい。 |
参考文献
「カラーコーディネーター入門/色彩 改訂版」日本色研事業部
「ファッションコーディネート色彩能力検定一級編」(社)A・F・T |