|
メイク |
パーソナルカラーは、メイク・カラーにも適用されます。メイク・カラーの場合、肌色との直接的な配色関係となるので、肌色の印象だけでなく、表情・形体にも大きな影響を及ぼします。メイクは、身体の先天的特徴の長/短所を助長/補充したり、またその技法のバリエーションでファッションやT.P.Oにおける全身でのコーディネートと組み合わせることができます。だからこそ、より「自然」で「魅力的」に演出することができるパーソナルカラーを選んで使用することが重要になります。 |
・パーソナルカラーが適用されるパーツ
● アイシャドー
● マスカラ
● ライン
●ヘアカラー
●ネイルカラー
●ペディキュア
● チークカラー
●ベースメーク
●リップカラー
●グロスカラー
|
メイクの場合は、肌色を中心とした調和関係が重要になります。
|
ケース/スプリングタイプの場合 |
イエローベース/ソフトタイプのスプリングタイプの人は、黄みを帯びた明るい色がパーソナルカラーとなります。肌の色も明るく澄んだ黄みの肌色なので、ブルー/パープル/グレーなどのメークカラーを使う時は注意が必要です。
左端のものはシャドー/リップ/ネイルとも明るい色ですが青みが強く、違和感があります。
中央のものは、シャドーがグレー/チークがクールなペールピンク/ネイルがショッキングピンクで、いずれもウィンタートーンの色で、スプリングタイプの人には彩度や色味があいません。
右端のものは、シャドーがグリーングレー/チークがピーチ/リップがアプリコット/ネイルがアプリコットです。いずれもイエロートーンの明るい色であり、スプリングタイプの人にはマッチしています。
|
メイクで生じるのは、分量的には少量の色の不調和ですが、表情や印象に大きく関係します。女性の方は肌色を基準としたメイクカラーをいつも心がけてくださいね。
その他のパーソナルカラー活用の実例は、下のテキストリンクよりご覧下さい。 |
参考文献「カラーコーディネーター入門/色彩 改訂版」日本色研事業部
|