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閻魔大王(閻羅王、閻王)は、大乗仏教の護法天部の一尊です。古代インドのヤマ神が仏法の守護神として編入されたものです。諸病平癒・延命長寿・除災など、息災祈願の際に祈念されます。
道服をまとい杓を持った憤怒相で、多くの補佐官や羅刹などを従えた裁判官風の姿で表現されます。密教では焔摩天として、天衣をまとい人頭幢を執って水牛に乗る天人形で描かれ、護方十二天の一尊として祀られます。
ヤマ神は古代インド神話において人類最初の死者とされ、祖先霊達を天にある冥土に迎え入れる穏やかな神でしたが、次第に法を破る者の魂を罰する厳格な性格を併せ持つようになり、人の寿命を管理する神・死者を裁く神・死神とも考えられるようになりました。中国仏教では道教と結び付き、現在のような恐ろしい地獄の大王としての側面が強調されるようになりました。日本で編纂された「地蔵十王経」では、死者の霊魂の導き手として地蔵菩薩の化身ともされました。小石川の源覚寺の霊譚より、こんにゃくが好物であるという俗信が全国的に広まっています。地獄の釜の蓋が開くと言われる夏期お盆前後においては、無病息災や滅罪を閻魔さまに祈る祭りが全国各地で行われます。
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