ねぶたの伝説的なルーツは、坂上田村麻呂が蝦夷征伐のさいに、大燈籠・笛・太鼓などではやし立てて敵をおびき出した故事に由来するとされています。 現在のねぶたの直接の起源は、もともと旧暦7月7日の悪霊払いの灯籠流しが変化したもので、弘前のねぷた祭りが初出だそうです。最初は大きな灯籠や担ぎの山車で練り歩くものでしたが、だんだん巨大化してゆき、踊り手なども加わったにぎやかな祭りへと変化してゆきました。
青森ねぶたのハネト(跳人)と呼ばれる踊り手は、衣装さえそろえれば自由に行列に参加でき、チームに所属する必要はありません。 ハネトの基本的な衣装は、阿波踊りのような明確な男女差はありません。頭に大きな花飾りを付けた編み笠、短めの白浴衣をたすきで腕まくりし、腰巻やしごきを腰回りに巻きます。足下は草履か足袋が基本です。また、体の至る所ににぎやかしの鈴をつけるのが特徴で、ハネトが落とした鈴は縁起物とされます。
ねぶた祭りは青森県内の二十カ所以上で行われ、それぞれ山車灯籠の形も絵もお囃子も異なります。 青森ねぶたは横長で立体的な造形で、かけ声は「ラッセ、ラッセ、ラッセラ」。弘前ねぷたは平面的な扇型で、表の「鏡絵」と裏の「見送り絵」で別の絵柄が描かれます。かけ声は「ヤーヤドー」。五所川原立佞武多は明治大正時代の縦長20メートル以上の巨大ねぶたを1998年に復活させたもので、かけ声は「ヤッテマレ!ヤッテマレ!」となります。
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