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PCCS-共通性の調和


色相共通の調和

いわゆる「同系色の配色」で、色相に類似性が感じられまとまって見えます。反面、変化に乏しい配色ともいえますが、「トーン」が違った色同士の組み合わせであるので、トーン差を大きくとることで変化をつけることができます。

・同一色相配色


色相が同じ色同士の配色です。色相差は0,各色の色相環上における角度差0の配色です。
灰赤のチェック柄のベストを着た男性のイラスト

・隣接色相配色


 色相が似た色同士の配色です。色相差1.角度差15°となります。
アーガイルチェック柄のベストを着た男性のイラスト



・類似色相配色


 色相が似た色同士の配色です。
 色相差2~3,角度差30または45°の配色です。

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トーン共通の調和

明度・彩度の関係から生まれる「色の調子」である「トーン」を手がかりにする配色です。トーンごとに独立したイメージがあるので、その相互関係を効果的に利用することが可能です。

・同一トーン配色

 同じトーンの色同士の配色です。
 トーンのイメージが配色にそのまま反映されます。

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・類似トーン配色

 トーン分類図で隣り合うトーン同士の配色です。分類図の彩度軸/明度軸の関係より、彩度類似・明度類似・明/彩度類似の組み合わせが生まれます。

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その他の色彩調和の概念は、下のテキストリンクよりご覧下さい。
PCCSにおける調和配色
ナチュラル・ハーモニー
セパレーション
アクセントカラー
グラデーション

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参考文献「カラーコーディネーター入門/色彩 改訂版」日本色研事業部

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